ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2017.6.14 05:17日々の出来事

共謀罪の強行採決は国柄破壊の犯罪である


与党は共謀罪を今日にも成立させるつもりらしい。

とにかくタイムスケジュール通りに強行採決したいだけで、

議論など鼻からやる気はない。

国会など意味がないのである。

 

選挙で自公が勝った時点で、独裁が決まっているのであって、

維新の会も自民の補完勢力だから、どんな法案でも通る。

 

大臣が分かってない法案でも通るのだから、民主主義なんて

単なる多数派の暴走でしかない。

 

加計学園も、刑法改正も、重要な問題なのだが、共謀罪は

もっと深刻に日本の国柄を変える悪法だと思う。

公共性が狭まれば、文化も縮小するし、資本主義も委縮する。

優先順位では、わしは共謀罪が一番マズいと考える。

 

安倍政権は極右と言われるが、天皇を軽んじ、共謀罪などで

国柄破壊に邁進する姿は、わしから見れば極左破壊勢力である。

公安警察は安倍晋三や周辺の者たちをこそ監視して、支援する

一般人まで逮捕しなければならない。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ